データサイエンス課題探求型教育プログラム2024

レノファ山口FC
ファンマーケティングプロジェクト2024
プログラム受講者を募集します!

データサイエンスを活用して、J2リーグに所属する山口県のプロサッカークラブ「レノファ山口FC」のファンマーケティングに取り組む学生を募集します。データサイエンスやレノファ山口FCに興味がある山口大学の学生なら、どなたでも参加可能です。

たくさんのご応募をお待ちしております!

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■ プロジェクトのプログラムはこちら

■ 申し込み方法 ※随時申し込み受付中!
参加希望者は、以下の内容をメールにて送付してください。
①氏名、②学籍番号、③学部または研究科、④学年、⑤メールアドレス、⑥電話番号
メール送付先:ga110@yamaguchi-u.ac.jp(教育支援課教育連携係)
*応募者多数の場合は人数を限定する場合があります。

プログラムの概要

1.プログラムの名称
  データサイエンス課題探求型教育プログラム

2.プログラムの目的
  山口県及び地域企業と連携し、学生自らがデータサイエンスを応用することによって課題を発見し、解決する学習を行う。

3.対象者
  山口大学の学部生及び大学院生

4.期間
  令和6年10月から令和7年3月まで

5.プログラムの内容
  本プログラムは学生が自ら課題を設定し、解決する課題探求型の学習を行う。学生は地域企業や団体が提供する実データを
 データサイエンスの手法によって収集、整理、分析、表現することを通じて、課題の発見や解決する能力を養う。さらにアイ
 ディアソンを通じて、協働的に取り組む能力も養う。

6.到達目標
  (1)地域企業や団体が抱える課題を発見する。
  (2) 課題を考察するデータを収集、整理する。
  (3) 課題解決のアプローチを提案する。

7.実施場所
  山口大学

8.修了要件
  報告会での発表


令和5年度の活動

レノファ山口FCのファンマーケティングをテーマに取り組みました。

  • 「レノファ山口FCファンマーケティングにおけるSNS分析」

前原悠希さん、青木優太さん、青木俊輝さん、藤田夏凜さん、山岡恭輔さん、迫江佑月さん

山口大学の学生を対象としたアンケートを実施し、376件の回答を得ました。アンケートの分析結果から、

  • レノファ山口のことを知っている人は53.3%、名前は知っているけど、何をしているかは知らない38%、知らない人は8.7%であった。
  • レノファ山口の観戦経験ありは20.2%(76/376)であり、そのうち1回が53.1%(34/64)、2回が17.2%(11/64)、3回以上が29.7%(19/64)であった。
  • 観戦した人の中で、もう一度試合に行きたいと回答した人は93.7%(60/64)であった。
  • 試合観戦についての改善点では、スタジアムのアクセスの改善を求めている人の割合が36.5%(23/63)で一番多かった。

サッカーやレノファ山口に興味をもっている山口大学生が少ないことが分かりました。多くの学生にレノファ山口へ興味をもってもらえるように、宣伝方法を工夫するべきだと考え、学食のトレーでの告知、SNSの活用、オリエンテーションを活用した新入生向けの広告を提案しました。


令和4年度の活動

レノファ山口FCのファンマーケティングをテーマに取り組みました。

  • 「レノファ山口FCファンマーケティングにおけるSNS分析」

濵村秀亮さん、淺岡遼さん、竹内海人さん、多田晟人さん、杉村一蕗さん

 Jリーグ観戦者の平均年齢は42.8歳となっていて、実際に試合を観戦しても若者の少なさに課題を感じ、若者の来場数増加と継続的な来場を目的として、若年層に有効的であるSNSを用いたファンマーケティングを提案しました。

  • 「学内限定パブリックビューイングとパブリックビューイング日程一覧webページの提案」

杵渕礼依さん、神代春花さん

 10月に工学部においてパブリックビューイングを実施し、その前後で実施したアンケート結果を報告しました。また、実施予定のパブリックビューイングの日程を一覧出来るWebページも提案しました。

  • 「他チームの動向分析および大学生応援団体開設について」

長濱由成さん、當田悠貴さん

 学生らしい視点で他チームを分析し、これまでの分析で漏れているような改善点を洗い出し、それらをまとめた提案集を発表しました。また大学生応援団体の概要や今後の展望についても報告がありました。


令和3年度の活動

レノファ山口FCのファンマーケティングをテーマに取り組みました。

  • 「観戦シート提案システム」

廣澤勇樹さん、藤澤耕平さん、多田晟人さん

 「離脱者を減らす」という課題と、「当日券購入者の割合が想定以上に多い」というデータに基づき、「当日券の購入列に並んでいる間の隙間時間に手持ちのスマホで簡単なアンケートに答えるだけで、最適な観戦シートを提案するシステムを開発しました。

  • 「サッカー観戦者における交流アプリ」

中原祥喜さん、高司涼平さん、小島拓也さん

 新しい観客の獲得や再来場者を増やすため、新たな観戦方法としてアプリ利用者が勝利チームやMVPへの投票、実況チャンネル等で気軽に交流が行えるシステムを開発しました。