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レノファ山口ファンマーケティングプロジェクト 令和3年度最終報告会を開催しました

情報・データ科学教育センターでは、データサイエンスの教育プログラムの一環として、レノファ山口及び山口県と連携して、データサイエンスを応用し、レノファ山口のファンマーケティングに取り組む教育プログラムを実施しています。本年度の最終報告会を3月24日(木)に開催しました。

令和3年度レノファ山口ファンマーケティングプロジェクト最終報告会の様子

山口県商工労働部企業立地推進課高林統括官の開会のご挨拶に続き、2つの学生チームからプレゼンテーションがありました。

廣澤勇樹さん、藤澤耕平さん、多田晟人さんのチームは「観戦シート提案システム」を発表しました。「離脱者を減らす」という課題と、「当日券購入者の割合が想定以上に多い」というデータに基づき、「当日券の購入列に並んでいる間の隙間時間に手持ちのスマホで簡単なアンケートに答えるだけで、最適な観戦シートを提案するシステム」です。

中原祥喜さん、高司涼平さん、小島拓也さんのチームは 「サッカー観戦者における交流アプリ」を発表しました。新しい観客の獲得や再来場者を増やすため、新たな観戦方法としてアプリ利用者が勝利チームやMVPへの投票、実況チャンネル等で気軽に交流が行えるシステムです。

プレゼンテーションの後に質疑応答を行いました。
レノファ山口の内山運営部長から実務者の視点でコメントいただきました。また短時間でアイディアをかたちにし、試用評価まで行っていることをお褒めいただきました。

閉会式では本学松野理事・副学長から発表学生へプロジェクト活動を通じて学んだことを今後活かしていただくとともに益々の活躍を祈念しますと挨拶がありました。

レノファ山口にはビジネス上の課題やデータを惜しげもなくご提供下さり、また学生の質問にも丁寧にご回答いただきましたことをこの場をお借りして重ねて感謝申し上げます。

本プロジェクトは令和4年度も発展的に継続します。当該プロジェクトにご関心のある方はセンターへご連絡ください。