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[ 第41号 ] 農学部の応用基礎レベル教育プログラム認定/宇部工業高校1年生対象の講演/企業等の事例動画の紹介

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山口大学情報・データ科学教育センター メールマガジン

第41号・2024年8月発行

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教職員、学生の皆さま、こんにちは!
情報・データ科学教育センターです。

パリオリンピックの熱戦が幕を閉じ、感動の余韻が残っています。
今大会、日本は海外開催の大会としては過去最多となる金メダル20個、
メダル総数45個を獲得し、世界の舞台で日本選手の底力とポテンシャルの
高さを証明しました。柔道や体操といった伝統競技での安定した活躍は
もちろん、スケートボードのような新種目での躍動感あふれるプレーも
記憶に残ります。特に、若手選手の力強いパフォーマンスは、私たちの
心を揺さぶり、日本のスポーツ界の未来への希望を感じさせてくれました。

さて皆さまにお知らせしたい嬉しいニュースがあります!
農学部の「データサイエンス応用基礎プログラム」が、文部科学省より
「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)」として
認定されました。詳細については、以下の記事をご覧ください。

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文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)」
に農学部が認定されました
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8月27日に本学農学部の「データサイエンス応用基礎プログラム」が、
文部科学省より「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)」
に認定されました。認定期間は令和10年度末までの5年間です。応用基礎レベルの
認定は今回が3回目であり、工学部、理学部、医学部につづく快挙です。
この度の認定では全国で100件の教育プログラムが新たに認定され、総認定数は
243件となりました。

本制度は、文部科学大臣が、数理・データサイエンス・AIの活用能力を育成する
大学等の教育プログラムを認定し、奨励することで、これらの分野における
実践的な人材育成を促進することを目的としています。

「データサイエンス応用基礎プログラム(農学部)」では
(1)データから意味を抽出し、現場にフィードバックする能力
(2)自らの専門分野に数理・データサイエンス・AIを応用するための大局的な
   視点
(3)AIの基本的な概念と手法、応用例を学ぶことで、AI技術を活用し課題解決
   につなげる能力
を身に付けることを目的としています。

本プログラムを修了するためには、リテラシーレベルの「データ科学と社会?」
及び「データ科学と社会?」に加え、「数学概論」、「データサイエンス技術」、
「応用情報処理学」及び「生物環境情報工学」の全ての単位を取得する必要があります。

本学は、今後も応用基礎レベルの教育プログラムを他の学部に段階的に展開
していく予定です。全学的なデータサイエンス教育の推進により、
より多くの学生がデータサイエンスの知識とスキルを習得し、社会で活躍
できる人材へと成長することを目指します。

▼ 数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度のリンクはこちら▼
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/suuri_datascience_ai/00001.htm

▼「データサイエンス応用基礎プログラム」のリンクはこちら▼
https://www.dsc.yamaguchi-u.ac.jp/subject/ouyoukiso-program/

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山口県立宇部工業高等学校1年生を対象に講演を行いました
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山口県立宇部工業高等学校は今春、文部科学省より高等学校DX加速化推進事業
(DXハイスクール)に採択されました。この事業の一環として8月27日(水)に、
センター長の山口が1年生130名を対象として「データサインスとは 統計学、
AI技術、IoTの関係性」と題した講演会を開催しました。本講演は3回の講演
シリーズの初回にあたります。

講演では、身近な例やビデオを交えながら、データサイエンスやその関連技術を
分かりやすく解説しました。生徒たちは、メモを取りながら熱心に講演を聞いて
くださいました。

講演後に、「工業高校から山口大学に入学した先輩はいますか」という質問があり
ました。実際に、工業高校出身で現在は社会で活躍している卒業生がいることを
紹介し、生徒たちの進学意欲を刺激しました。

今回の講演は、生徒たちのデータサイエンスへの興味を深め、山口大学への進学を
後押しする良い機会となりました。

▼ 山口県立宇部工業高等学校のホームページはこちら ▼
https://www.ube-t.ysn21.jp/

▼ 高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)のホームページはこちら ▼
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/shinkou/shinko/1366335_00009.htm

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大学の授業での活用を想定した
「社会におけるデータ・AIの利活用をテーマとした企業等の事例動画」のご紹介
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九州経済産業局が企業でのデータ・AI活用事例動画を制作・公開しました。

【IT×農業】データ分析と見える化で農業経営者を支援する
【AI×水産養殖】AIで持続可能な水産養殖を地球に実装する
【IT×医療機関】クラウドとAIを活用し医療機関の負担を軽減する
【DX×小売業】データに強い社員を育てる小売業の社内DX
【DX×伝統工芸】伝統工芸を未来に残すDX
【DX×工場】製造現場の品質を支える工場DX
【AI×食品工場】AIを活用した仕分けで食品工場の効率アップを実現
【IT×介護】動画データで介護現場のデジタルコミュニケーションを円滑に
【AI×農業】AIで農業の持続可能性を支援する
【IT×学校】学校運営にデジタル技術を活用し世界中の学習者をつなぐ

これらの動画では、企業担当者へのインタビューを通じて、業務の内容や課題、
実際のデータ・AI活用の取り組み、求める人材や今後の展開について、わかりやすく
紹介されています。データ・AIを使って解決できる課題や、データ・AIの活用に
あたって生じる現場課題などをイメージしやすい内容となっており、大学の授業などで
利用することができます。各動画はクリエイティブコモンズライセンスです。

山口大学が提供している動画教材アーカイブ 山大DSTVもあります。
併せて、ご活用いただければ幸いです。

▼ 「社会におけるデータ・AIの利活用をテーマとした企業等の事例動画」はこちら ▼
https://www.kyushu.meti.go.jp/seisaku/jyoho/oshirase/240509_1.html

▼ 山口大学の動画教材アーカイブ 山大DSTVはこちら ▼
https://www.dsc.yamaguchi-u.ac.jp/po-login/movie/
この動画教材アーカイブは学内限定(要ログイン)です。

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Voice -みなさまの声をカタチに-
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情報・データ科学教育センターでは、学内外の方々と連携を進めながら
サービスを高めていきたいと考えております。

数理・データサイエンス・AIに関連するご意見やご要望などが
ございましたら、下記の連絡先までメールか電話でご連絡ください。
ご協力をよろしくお願いいたします。

=== 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 ===

▼ バックナンバーはこちら ▼
https://www.dsc.yamaguchi-u.ac.jp/category/mailmagazine/

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