メールマガジン

[ 第36号 ] 「AI技術×○○」研究デザインプロジェクト公募/レノファプロジェクト最終報告/DeepLabCut

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山口大学情報・データ科学教育センター メールマガジン

第36号・2024年3月発行

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教職員,学生の皆さま、こんにちは!
情報・データ科学教育センターです。

寒さも和らぎ、一雨ごとに春の訪れを感じる季節となりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

3月22日、維新公園の維新大晃アリーナにおいて、本学の卒業式が挙行され
ました。学部生1,788人、大学院生532人が新たな一歩を踏み出しました。

本学の卒業生の数が、どのような推移を辿っているのか、調べてみました。

令和5年度 1,788人
令和4年度 1,878人
令和3年度 1,804人
令和2年度 1,754人
令和元年度 1,757人
平成30年度 1,761人
平成29年度 1,716人
平成28年度 1,789人
平成27年度 1,734人
平成26年度 1,777人

最近10年は、ほぼ横ばいの推移を辿っており、平均は1,775.8人です。
一方、昭和27(1952)年度に挙行された新制大学「山口大学」初の卒業生は 428 人でした。

このことから、
・山口大学は、長い歴史の中で着実に発展を遂げてきた
・近年は、卒業生数が安定しており、大学として成熟していることが伺えます。

社会で活躍されている先輩方も多くいらっしゃいます。
卒業生、修了生の皆さんは、山口大学で学んだ誇りを胸に、それぞれの道で
更なる飛躍を遂げてください。

卒業生、修了生の皆さん、おめでとうございます!

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2024年度「AI技術×○○」研究デザインプロジェクト公募のご案内
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学内のデータサイエンス文化醸成をより拡充させるため、 AI技術を様々な
分野で活用することを目的とした研究を対象に支援する「AI技術×○○」研究
デザインプロジェクトを公募します。

本プロジェクト支援経費においては、女性研究者を含むグループの部門を
設け、女性研究者を研究費の面においても積極的に支援することも一つの目的
としています。

申請上限額は設けませんが、総額3,000千円/年に対し、採択件数は
1.一般グループと2.ダイバーシティグループの部門あわせて3件程度とします。
また、支援期間は最大3年間とします。なお、次年度以降は大学の予算の状況
により、配分が減額される可能性があることに留意してください。

▼ 公募要領 ▼
https://www.dsc.yamaguchi-u.ac.jp/news/aiproject2024/

▼ スケジュール ▼
公募開始 令和6年4月3日(水)
申請書提出期限 令和6年4月26日(月)12時(厳守)
ヒアリング審査 令和6年5月7日(月)~10日(金)、5月20日(月)~24日(金)
(申請多数の場合は、ヒアリングに先立ち書面審査を行う場合がある。)
経費支援結果通知 令和6年5月下旬~6月上旬

▼ 申請書等提出先 ▼
情報・データ科学教育センター(学生支援部教育支援課教育連携係)
メール:ga110@yamaguchi-u.ac.jp 内線:5032

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レノファ山口ファンマーケティングプロジェクト最終活動報告
経済学部2年 山岡 恭輔 さん
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3月15日(金曜日)にレノファ山口ファンマーケティングプロジェクトの
最終報告会を行い、「アンケート調査の結果分析」と「その分析結果に基づ
くアクションの提案」を発表しました。報告会にはレノファ山口様、フォリ
ウム様、山口県産業労働部企業立地推進課と山口県情報産業協会の方々に
ご参加いただきました。

私たちは、12月に吉田キャンパス内で山口大学生にレノファ山口に関する
アンケートを実施し、アンケートを分析しました。そのアンケート結果によ
ると、サッカーやレノファ山口に興味をもっている山口大学生が少ないこと
が分かりました。

この結果から、私たちは、多くの学生がレノファ山口に興味をもつように
するために、宣伝方法を工夫するべきだと考え、レノファ山口様に「学食ト
レー広告」、「山口大学生向けのSNSアカウントの作成」、「山口大学のオ
リエンテーションでの宣伝」の3つの宣伝方法を提案しました。

プレゼンテーション後には、レノファ山口様やフォリウム様から貴重なご意見
をいただき、提案内容をより具体的にブラッシュアップすることができました。

レノファ山口様をはじめ、フォリウム様、山口県産業労働部企業立地推進
課や山口県情報産業協会の方々など、最終報告会にご参加いただき、誠にあ
りがとうございました。

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AIアプリの紹介
DeepLabCut(ディープラボカット)
山口大学大学院・創成科学研究科・基盤科学系専攻 M1 江頭 諒典さん
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DeepLabCut(ディープラボカット)は、動画データから動物の動きをトラッキング
するオープンソースのソフトウェアツールです。一般的なモーショントラッキ
ングツールでは追跡したい関節位置等にマーカーをつける必要があります。
DeepLabCutでは20~200枚の画像で追跡したい箇所を指定すれば、マーカーレ
スかつ対象を問わずに高い精度のトラッキングを行うことができ、容易に各時
刻における追跡箇所の座標データを得ることができます。
そのため、マーカーを貼ることが難しい動物や道具の運動・行動解析のため
に世界中で利用されています。

このツールは容易に用いることができますが長い計算時間を必要とし、汎用
パソコンでは数日かかることがあります。学内GPUサーバーを活用すると,
学外のサーバにデータをアップロードすることなく、数時間から半日程度での
実行が可能になります。

▼ DeepLabCutのウェブサイトはこちら ▼
http://www.mackenziemathislab.org/deeplabcut

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Voice -みなさまの声をカタチに-
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お知らせがございます。

このたび、教育連携係の大谷主任が別部署へ異動されることになりました。
大谷様には事務処理はもとより、高度な技術知識を活かして様々な業務を
サポートしていただきました。そのご貢献は、本センターにとってかけがえの
ないものでした。本当にありがとうございました。
大谷様の新しい部署でのご活躍を心よりお祈りいたします。

情報・データ科学教育センターでは、学内外の方々と連携を進めながら
サービスを高めていきたいと考えております。

数理・データサイエンス・AIに関連するご意見やご要望などが
ございましたら、下記の連絡先までメールか電話でご連絡ください。
ご協力をよろしくお願いいたします。

=== 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 ===

〇編集・発行 山口大学情報・データ科学教育センター
メール:dsm@yamaguchi-u.ac.jp
ウェブ:https://www.dsc.yamaguchi-u.ac.jp/
電 話:083-933-5986(内線:5986)