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[ 第29号 ] 理学部と医学部の応用基礎レベル教育プログラム認定/DX人材育成推進室の紹介/共通教育科目「人社DSII」後期開講

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山口大学情報・データ科学教育センター メールマガジン

第29号・2023年8月発行

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教職員,学生の皆さま,こんにちは!
情報・データ科学教育センターです。

残暑お見舞い申し上げます。

皆さまにお知らせしたい嬉しいニュースがあります!

理学部と医学部の「データサイエンス応用基礎プログラム」が、
文部科学省より「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)」
として認定されました。この認定制度は、内閣府・文部科学省・経済産業省の
3府省が連携し、数理・データサイエンス・AIに関する知識及び技術について
体系的な教育を行うプログラムを文部科学大臣が認定して奨励するものです。

詳細については、以下の記事をご覧ください。

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文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)」
に理学部と医学部が認定されました
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8月25日に本学理学部と医学部の「データサイエンス応用基礎プログラム」が、
文部科学省より「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)」
に認定されました。認定期間は令和9年度末までの5年間です。
応用基礎レベルの認定は今回が2回目であり、前回の工学部につづく快挙です。
この度の認定では全国で83件の教育プログラムが新たに認定され、前回と合わせ
て総認定数は147件となりました。

この認定制度は、大学等の正規の課程であって、数理・データサイエンス・AI
を活用して課題を解決するための実践的な能力を育成することを目的として、
数理・データサイエンス・AIに関する知識及び技術について体系的な教育を行う
ものを、文部科学大臣が認定して奨励することにより、数理・データサイエンス
・AIに関する実践的な能力の向上を図る機会の拡大に資することを目的として
います。

「データサイエンス応用基礎プログラム」では
(1)データから意味を抽出し,現場にフィードバックする能力
(2)自らの専門分野に数理・データサイエンス・AIを応用するための大局的な
   視点
(3)AIの基本的な概念と手法,応用例を学ぶことで,AI技術を活用し課題解決
   につなげる能力
を身に付けることを目的としています。さらに医学部のプログラムでは、
・医療分野におけるデータの取り扱いにおける倫理的問題と社会的影響の理解
・医療現場におけるAI技術の結果を過不足なく捉え治療に活かす能力
も身に付けることを目的としています。

これらの目的を達成するために、座学に加えて実践的な演習を重視しています。

今後も応用基礎レベルの教育プログラムを他の学部に段階的に展開していく
予定です。

▼ 数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度
 (応用基礎レベル)のリンクはこちら▼
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/suuri_datascience_ai/00002_00003.htm

▼「データサイエンス応用基礎プログラム」のリンクはこちら▼
https://www.dsc.yamaguchi-u.ac.jp/subject/ouyoukiso-program/

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こちらDX人材育成推進室 vol.01 ~ご紹介~
教育・学生支援機構 DX人材育成推進室 湯浅 修一 准教授
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皆さん、こんにちは。教育・学生支援機構 DX人材育成推進室の湯浅です。
DX人材育成推進室は、山口大学でのDX(デジタルトランスフォーメーション)
人材の育成推進のため、昨年10月に設置されました。
DXについて体系的に学びを深めることのできる「山口大学DX教育プログラム
(Yu-DX)」を開発、提供するとともに、こうしたプログラムを自治体や企業
を対象にリカレント教育の機会として展開することを主なミッションとして
います。

ところでDXとは何でしょうか。私は、昨年まで勤務していたAGC株式会社での
実務経験から、DXはイノベーションの取り組みと捉えています。そして、
イノべーションとは、経済学者のシュンペーターが言っているとおり、何かと
何かを新しいやり方で組み合わせること(新結合)です。DXは、デジタルの力
をうまく活かして、この新結合を促進し、これまでにはなかった新しい価値を
お客様や社会に提供する取り組みと言うことができます。

そうした視点を持つ人材を大学として多く育成、輩出していく必要があると
考え、私たちDX人材育成推進室では、育成すべき人材像を『時代の変化、
社会の多様化を見据えるしなやかさを持ち、新たな価値を創出するための課題
を見出し、解決に向けてデータとデジタル技術を適切に活用した方策を構想し、
実装に導くことができるイノベーション人材』としました。 

新しい時代をリードするこのような人材が、山口大学から多く生まれることで、
「DXと言えば山口大学」「山口大学の学生は一味違う」と高い評価が得られる
ようになることを、室員の一人として私は目指しています。 

▼DX人材育成推進室ホームページはこちら▼
https://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~dxjinzai/index.html

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共通教育科目「人社DSII」が後期に開講されます
AIやデータサイエンスでよく使われるプログラミング言語Pythonが学べます!
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今年度から共通教育教養展開系列科目として
「人社DSI」(前期)と「人社DSII」(後期)を開講しています。
「人社」と付いていますが,全ての学部生が受講できます。

「人社DSII」だけ受講することもできますので、安心して受講して下さい。

「人社DSII」では演習に、AIやデータサイエンスでよく使われるプログラミング
言語Pythonを使います。Pythonを使ったことのない人も、基礎から学べます。

「データ科学と社会I」と「データ科学と社会II」で
データサイエンスに興味を持った方,プログラミングに挑戦したい方,AIや
機械学習に興味のある方にお勧めです。

ご質問等がありましたら,教育支援課(ga110@yamaguchi-u.ac.jp)へお願いします。

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Voice -みなさまの声をカタチに-
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情報・データ科学教育センターでは、学内外の方々と連携を進めながらサービス
を高めていきたいと考えております。

数理・データサイエンス・AIに関連するご意見やご要望などがございましたら,
下記の連絡先までメールか電話でご連絡ください。
ご協力をよろしくお願いいたします。

=== 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 ===

〇編集・発行 山口大学情報・データ科学教育センター
 メール:dsm@yamaguchi-u.ac.jp
 ウェブ:https://www.dsc.yamaguchi-u.ac.jp/
 電  話:083-933-5986(内線:5986)