数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)

1. プログラム名称

データ科学と社会 

2. プログラムで身に付けることのできる能力

・データを読み解く基本的な能力。
・AIについてそのごく初歩的な動作原理を説明できる能力。
・社会におけるデータ・AIの適切な利用について、自然科学と社会科学の両面から検討する必要性を説明できる。
・学生の専門分野におけるデータサイエンスを学ぶ意義について理解できる。
・実社会でデータ・AIの利活用が進められていることを説明できる。

3. 修了要件

(国際総合科学部を除く学部・学科・学環)
「データ科学と社会Ⅰ」と「データ科学と社会Ⅱ」の単位を修得すること。

(国際総合科学部)
「データサイエンスと社会Ⅰ」と「データサイエンスと社会Ⅱ」の単位を修得すること。

4. プログラム構成科目

5. 授業の方法及び内容

学習内容 授業科目 【参考】モデルカリキュラム(リテラシーレベル)*¹との対応
(1)現在進行中の社会変化(第4次産業革命、Society 5.0、
データ駆動型社会等)に深く寄与しているものであり、それが
自らの生活と密接に結びついている
データ科学と社会Ⅰ・Ⅱ
データサイエンスと社会Ⅰ・Ⅱ
1.社会におけるデータ・AI利活用
1-1.社会で起きている変化
1-6.データ・AI利活用の最新動向
(2)「社会で活用されているデータ」や「データの活用
領域」は非常に広範囲であって、日常生活や社会の課題
を解決する有用なツールになり得るもの
データ科学と社会Ⅰ
データサイエンスと社会Ⅰ・Ⅱ
1.社会におけるデータ・AI利活用
1-2.社会で活用されているデータ
1-3.データ・AIの活用領域
(3)様々なデータ利活用の現場におけるデータ利活用事例が
示され、様々な適用領域(流通、製造、金融、サービス、
インフラ、公共、ヘルスケア等)の知見と組み合わせること
で価値を創出するもの
データ科学と社会Ⅱ
データサイエンスと社会Ⅰ・Ⅱ
1.社会におけるデータ・AI利活用
1-4.データ・AI利活用のための技術
1-5.データ・AI利活用の現場
(4)活用に当たっての様々な留意事項(ELSI、個人情報、
データ倫理、AI社会原則等)を考慮し、情報セキュリティや
情報漏洩等、データを守る上での留意事項への理解をする
データ科学と社会Ⅱ
データサイエンスと社会Ⅰ
3.データ・AI利活用における留意事項
3-1.データ・AIを扱う上での留意事項
3-2.データを守る上での留意事項
(5)実データ・実課題(学術データ等を含む)を用いた演習
など、社会での実例を題材として、「データを読む、
説明する、扱う」といった数理・データサイエンス・AIの
基本的な活用法に関するもの
データ科学と社会Ⅰ
データサイエンスと社会Ⅰ・Ⅱ
2.データリテラシー
2-1.データを読む
2-2.データを説明する
2-3.データを扱う

*¹数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアム「数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)モデルカリキュラム~データ思考の涵養~」

6. 実施体制

情報・データ科学教育センターが本教育プログラムの計画・実施・評価・改善を担っている。

情報・データ科学教育センター組織図

7. 評価と改善

当該プログラムに関する諸活動の改善・進化サイクルを機能させるため、自己点検・評価委員会を組織し、継続的な活動を実施している。詳細は以下のページを参照されたい。

→ 評価・改善活動