山口大学 情報・データ科学教育センター

メールマガジン第8号 レノファプロジェクトキックオフ・株式会社フォリウム・KKD

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山口大学情報・データ科学教育センター メールマガジン

                    第8号・2021年11月発行

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教職員、学生の皆さま、こんにちは!
情報・データ科学教育センターです。

11月19日に「ほぼ」皆既月食がありました。ご覧になりましたか?
時間の経過とともに食が進み、食の最大時にはごく一部だけが白く
全体的に赤みを帯びた満月になりました。この赤みの原因は、
地球の大気の中を太陽光が通過するとき、散乱せずに残った
赤い成分が屈折して月面を照らすからだそうです。
PCとにらめっこの毎日だからか、久しぶりに眺める星空に心が
癒されました。

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「レノファ山口ファンマーケティングプロジェクト」キックオフ!
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情報・データ科学教育センターでは、データサイエンスの教育プログラムの
一環として、レノファ山口及び山口県と連携して、データサイエンスを
応用し、レノファ山口のファンマーケティングに取り組む教育プログラムを
始めました。

学部や学年の垣根を超えて、17人の学生から参加希望があり、以下の流れで
プロジェクトを進めています。

試合観戦:試合観戦を通じて、どんなデータが収集できるか考えてみよう。

データ収集:各データの収集方法について考え、実際にスタジアムでデータを
集めよう。

データ分析:データサイエンスでの学びを生かし、収集したデータから新たな
課題を見出そう。

課題解決:ファン獲得等に向けての課題解決の方法を考えよう。

年度末には成果発表会も予定しています。本プロジェクトの活動にご期待
ください。


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「データ科学と社会II」のビデオ教材のご紹介

~マーケティングデータの活用事例について~
株式会社フォリウム
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株式会社フォリウムは、「すべての人が暮らしたい場所で輝く未来」をVision
として掲げています。
自分の故郷や、自分が選んだ土地で、充実した仕事を得て暮らしていきたい。
そんな人たちが輝ける場所をつくっていきたい。
この強い想いにより、2015年、ご縁のあった山口県山口市にオフィスを設立
しました。

当社は創業以来、主にマーケティングリサーチ・データ領域における専門的な
サービスを提供しており、山口オフィスでは山口県内の大学を卒業して入社
した社員が多く活躍しています。

今回の「データ科学と社会?」の講義では、当社が常日頃取り扱っている
「マーケティングデータの活用事例について」として、マーケティングデータ
がなるべく身近に感じられるような事例をご紹介しました。

具体的には、1930年代の米国から始まったマーケティングリサーチ概念の誕生
から現代へと至るマーケティングデータの変遷、テレビ視聴率データとその
経済価値、POSデータマイニングの代表的事例、マーケティングリサーチの
基本手法、TikTokの公開データによるアプリ利用者のライフスタイル調査
結果、NETFLIXのデータ活用等をご紹介しました。

ご興味があれば、是非講義ビデオや、当社WEBサイトもご覧ください。

▼株式会社フォリウムのホームページはこちら▼
https://www.folium.co.jp/

▼ ビデオ教材はこちら▼
https://ds0n.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~kdev/po-login/mmz/11/R3_folium.mp4

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知っちょる?「KKD(経験・勘・度胸)」
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「KKD」とは「経験、勘、度胸」の頭文字を合わせてできた言葉で、製造業を
中心に職人技として昔から使われてきた管理手法です。しかし変化の激しい
現代では、KKDは時代に合わず、諸悪の根源だとみる向きもあります。このKKD
をできる限り排除し、データに基づいて意思決定する手法としてデータ
サイエンスが期待されています。

しかし実際には、問題の設定や初期仮説の立案、最終的な意思決定がKKDで
行われるケースは少なくありません。KKDのリスクを抑えて精度を高めるには、
データサイエンスのサイクルを繰り返し廻し、その効果をエビデンスを
積み上げて確認していくことが必要でしょう。

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Voice -みなさまの声をカタチに-
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情報・データ科学教育センターでは、学内外の方々と連携を進めながら
サービスを高めていきたいと考えております。

数理・データサイエンス・AIに関連するご意見やご要望などが
ございましたら、下記の連絡先までメールか電話でご連絡ください。
ご協力をよろしくお願いいたします。

=== 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 ===

〇編集・発行 山口大学情報・データ科学教育センター
メール:dsm@yamaguchi-u.ac.jp
ウェブ:https://www.dsc.yamaguchi-u.ac.jp/
電 話:083-933-5986(内線:5986)