この講義ではIT業界の現状や今後の取り組み、学生時代に学ぶべきことについて説明があった。
現状のIT業界では携帯電話やインターネット、電子マネーなどデジタルインフラの発展が進み、時間軸の速度だけではなく、奥行きや深さの広がりを体感できることから、変化に追随する思考と適応力が不可欠な時代と言える。そこでデータ活用が重要となる。様々なデータ分析手法を通して大量のデータを科学的に分析し、今まで見ることができなかったものを見ることが企業戦略にとって重要であると理解できた。
今後の取り組みとしてはデータ活用、AI、IoT、ロボットの活用などを通して営業力を強化することが挙げられた。
最後に話があった学生時代にすべきことは、ビジネスの世界で活躍するために大学で簿記などの会計の知識、プログラミング、エクセルといったITの知識、英語の読み書き、会話の能力、法律の知識を深めることが挙げられた。経済学部の学生にとってIT業界はあまりなじみのない分野だったが、今後ビジネスの世界で生きていくうえで、必要な知識であると感じ、大変興味深い内容であった。