山口大学 情報・データ科学教育センター

株式会社コア

この講義では、「『伝える』を創る」仕事として、いかにして顧客の心をつかみ、かつ依頼主の情報を伝える広告を作るのか、そして広告がどのような役割を果たしているのかという説明があった。データメディアが近年で急激に進化、普及するという時代の変化に伴い、情報を伝える道具も伝える先の形も変わってきている。濱田様は、アナログからデジタルへの変遷を広告代理店という仕事を通して見続け、インターネットにより世の中の在り方がどんどん変化していることを痛感しているという。そのような現代において、「伝える」ことが大切であるということで、学生たちに対してコンピュータにはない自分たちの「想像力」を大きく伸ばし、「表現力」を補う技術を学び、そして自分の価値を考えながら生きていくことが大切だという解説があった。そして、それぞれの得意なことや能力を高め、個性を活かし、自分たちが「創る」力を身に着けなければならないことを学んだ。

教育学部生への講義ということで、学生が教員になったとき、どのような能力を生かして子どもたちの可能性を引き出すかを考えることができる講義であった。