山口大学 情報・データ科学教育センター

株式会社富士通山口情報

医療におけるデータ活用」

講義ではデータ管理におけるセキュリティ対策と医療データの活用例について解説があった。不正侵入やウイルス攻撃など、常にサイバー攻撃の危険にさらされているデータの安全をいかに確保するか、その信頼性をどのように担保するかについて話があり、また富士通が取り組んでいるセキュリティ対策として、データを守る「多層防御」の仕組みの説明があった。さらに受講する学生が医学部生ということで、電子カルテの事業についても紹介がなされた。富士通の電子カルテシステムは、システム運用ノウハウをユーザーと共有することで現場ニーズや医療環境変化へのタイムリーな対応が可能になっており、システム機能を日々強化していく成長型電子カルテとして全国展開している。

これから医療を専門的に学んでいく学生にとって、医療データの活用や関わり方について考える良い機会になったであろう。