「生体信号から『ストレスレベル』を計測する仕組み」
この講義では会社の概要の説明とともに、生体信号から得られる情報をヘルスケア・医療分野で活用することについての説明があった。
現代社会はストレス社会と言われており、メンタルヘルスが重要な課題として挙げられている。専用デバイスを利用することにより心電図、脈波、脈波遅延時間などの生態情報を得ることが可能になる。また拍数変動解析を行い、さらに呼吸成分を考慮したプロットを作成することにより、自律神経系の変動を数値化することが可能になる。それらの数値に基づき、ストレスレベルを算出することで、ストレスの可視化を行うことができる。
人体から生体情報を取得して活用することにより、現代社会の問題を解決する手がかりを得ることが可能になることが理解でき、データサイエンスの分野における生体情報の利用について考えることのできる講義であった。