リモートセンシングとは「離れた場所から物を見て、調べること」である。リモートセンシングさまざまな種類があるが、本講義では地球観測衛星を用いたリモートセンシング(衛星リモートセンシング)について説明があった。衛星リモートセンシングの分野では、民間企業が小型人工衛星の打ち上げに参入し、小型衛星の数は急激に増加すると考えられる。これに伴って、観測のデータの量も格段に増加する見込みである。従来はこれらのデータの保存や分析を人が行う部分が多かったが、今後はクラウドサービスを用いてこれらのデータの保存と分析を行う計画がある。これによって、利用者のリクエストに応じて様々な分析を効率的に行えるようになるため、利用が進むと思われる。このように、衛星リモートセンシングの分野においても、データサイエンスの重要性は高まっている。