ビジネスにおいて様々なデータから未知の情報を発見して価値を創造するには、自分の価値観等について自己分析を行って、自分がどのような先入観を持ちうるかを知ることが重要である。その上で、情報を適切に把握し、五感で享受できる価値を追求する。新たな価値を見いだすチャンスをつかむには、知識を十分に持っているかがひとつの鍵になる。ブラケアジェネティクスでは、個人の生体情報(遺伝子情報)と食品等の購買情報データを用いて、これらの関連性を分析し、どのような食品の摂取が望ましいのかを提案するなど、高精度で個人に特化したヘルスケアビジネスを展開している。急速な高齢化が進行する日本社会において、ビジネスは収益の追求だけではなく、社会に貢献することを重視する必要がある。我が国では、社会貢献の視点から、他国にはみられない「質の革命」が起こりつつあることに注目してもらいたい。